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ひきこもり気味な筆者が就活体験記をあげたり、好きなアニメについて語ったり、企業の財務分析をしたりするブログです

財務で会社を読む 第3社 コーエーテクモホールディングスの財務状況を紐解いてみよう

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財務分析が初めての方はこちらの記事からどうぞ↓

 

人憂人とコーエーテクモの関係性 

 コーエーテクモといえば、無双シリーズですよね。

 軽快なアクションと爽快さが売りのゲームです。

 

 アクションが苦手な人憂人はあまりコーエーテクモのゲームが好きではありませんでした。

 

 そう…このゲームに出会うまでは…

 

 デッドオアアライブエクストリーム3です! 

 

 いい意味で凄いゲームを作ったなぁ…と感動しました。

 こんなブッとんだゲームを作れるのは財務的に余裕があるからじゃね?と

 思ったので、今回はコーエーテクモホールディングスを財務分析をすることにしました。

 

参考にした書籍

 コーエーテクモ関連の書籍が検索をかけても見つからなかったので、

 今回はホームページのみを参考にしました。

 

 わかったことをまとめると

 ・代表取締役社長はシブサワコウとして有名な襟川 陽一さん

 ・コーエーテクモホールディングスの資本金は150億円

 ・本社は神奈川県にある

 ・コーエーテクモの精神は創造と貢献

 ・2009年4月1日にコーエーテクモ合併してできた会社

 ・エンタテインメント事業(ゲーム)だけでなく、

   スロット・パチンコアミューズメント施設運営

  不動産事業などゲーム事業以外でも収益をあげている

 ・VRセンスという面白そうな筐体を製作中

 ・福利厚生がかなり良さそう(イメージ)

 ・新入社員を重視している

 ・社員の声が結構豊富 

 

  大河ドラマ真田丸」の勢力図がとても見やすかったのは、

 「信長の野望」を手がけたシブサワコウさんが手伝っていたからだったのですね。

 

 ホワイト企業の香りがプンプンするぞ(笑)

 

コーエーテクモの代表作

 ・信長の野望シリーズ

 ・無双シリーズ戦国無双三國無双ゼルダ無双なんかもあります)

 ・討鬼伝シリーズ

 ・デッドオアアライブシリーズ

 ・アトリエシリーズ

 ・仁王

 

  たくさんのIPを生み出すことに成功しています。

 

 コーエーテクモホールディング全体の財務分析

  まずは売上の推移を見てみましょう。

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 堅調に推移していますね。

 2012年に一度減少していますが、翌年からは右肩上がり。

 

 2016年はもしかすると、400億円を超えるかもしれません。

 仁王も発売されましたしね。

 

 次は売上原価を見てみましょう。

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 こちらも順調に推移しています。

 2015年は200億を切る売上原価を達成し、利益増加に貢献しています。

 

 コエテクはコストカットの意識がかなり高いようですね。

 

 売上総利益はこのようになっています。

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 売上、売上原価がともに順調なため、右肩上がりです。

 財務状況はかなり良さそうな感じです。 

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 営業利益も右肩上がり。

 販管費は80億前後で大きな変化はありません。

 

 売上総利益が伸び、販管費が変わらないため、このようなグラフになっています。

 営業利益も順調ですね。 

 

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 いやー、凄いです。

 何が凄いって、経常利益が営業利益に比べてかなり増加してるんですよ。

 経常利益額157億のうち、33億が営業外収益

 利益の約2割を生み出しています。

 

 投資上手な会社ですね。

 

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 当期純利益もやはり右肩上がり。

 経営状態はかなり良いです。 

 

 次は貸借対照表の数字を見てみましょう。

 

 まずは自己資本比率

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 非常に高い数字です。

 経営状態はかなり安定しているようです。

 

 次は固定比率。

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 望ましいとされる100%以下をしっかり下回っていますが、

 他の指標の数字と比べると高い気がします。

 

 コエテクは全資産1109億2500万(2016年3月31日時点)のうち、

 274億3000万を流動資産で、残りの834億9500万円を固定資産で所有しています。

 そのうち621億2000万円を占めるのが、投資有価証券

 

 そうです…コエテクは資産の約半分にもあたる多額の投資をしているのです。

 凄いですね…。 

 

 固定比率が思ったよりも高くなっているのは、投資有価証券を多く所有しているから。

 

 投資有価証券を除いて、固定比率を計算すると、21.6%

 かなり良い数字です。

 

 次は流動比率当座比率を見てみましょう。

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 どちらも望ましいとされる数字を上回っています。

 流動比率当座比率の差が小さいので、安定していることが分かります。

 

 最後に従業員数推移と海外売上高比率を見てみましょう。

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 従業員は5年で200人程度増えています。

 ソニーのようにリストラをしてコストを下げるなんてことはしていないようです。

 

 海外売上高比率も5年で約10%増加。

 今や、4分の1を海外で稼ぐようになりました。

 

 ツッコミどころがないくらい、良い数字ばかりですね。

 

まとめ

 ・経営状態はかなり良い

 ・投資で経常利益の2割を稼ぐ、投資上手 

 ・ 従業員数は毎年増加

 ・海外売上高比率も毎年増加